関連記事(要約)■平成20年1月8日(東京)■

「高床式住宅、洪水対策に古人の知恵」


 2005年9月4日、東京を襲った集中豪雨。「お風呂に水を入れるみたいに水がどんどん上がってきた」。中野区の主婦はこう振り返る。同区は高床式住宅を建てる場合、最高200万円の助成金制度を創設。この主婦も老朽化した木造平屋を建て替え、基礎コンクリートを1メートル上げる高床式にした。
 NPO法人「日本水フォーラム」の竹村公太郎事務局長は「水害に強い街をつくるのに、高床式が有効なのは間違いない」と強調。高床式への補助は、杉並区も検討。東京都は区市町村に導入を検討している。
 「高床式住宅は昔からある洪水対策手段。利根川、木曽川の流域にはいくらでもある」と語るのは、高床式住宅の有効性を提唱している大熊孝・新潟大教授。「床下浸水にとどまれば、復旧にかかる費用が床上浸水に比べ格段に違う」とも。新潟市内の水田地帯を開発した新興住宅地には、木造高床式住宅が建設された。


個人情報について
Copyright 2008 Soken Koho All Rights Reserved.